Warfarin resistance in Japanese population

@inproceedings{Nagao2010WarfarinRI,
  title={Warfarin resistance in Japanese population},
  author={Takehiko Nagao},
  year={2010}
}
ワルファリンは用量に著しい個人差があり,様々な薬物,食品との相互作用以外にも個々で様々な程度の耐性が存在しているといっても過言ではない.逆にアジア人種ではワルファリンが効きやすく,出血合併症を起こしやすいという意見もある.通常ワルファリン耐性とは1日15 mg以上必要な場合と定義され,その原因はコンプライアンス不良やビタミンK過剰摂取などのよく知られた要因と,先天的および外因による肝代謝活性の差(pharmacokinetic resistance),感受性の差(pharmacodynamic resistance)に大別される.そしてワルファリンの効果の個人差および人種差の原因が近年の遺伝子解析により判明しつつある.ワルファリンは消化管から速やかに吸収され,ほぼ100%肝臓でcytochrome P450(CYP)複合体により代謝される.薬剤としては2つの光学異性体が等量含まれており,このうちS体は抗凝固活性の約7割を担い,主に酵素CYP2C9により短時間で代謝される.R体は代謝酵素が異なるため,肝代謝の差は主としてCYP2C9… CONTINUE READING

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