Determination of selenium (IV) in water by graphite furnace atomic absorption spectrometry after preconcentration with microorganism

@inproceedings{Ikatsu1996DeterminationOS,
  title={Determination of selenium (IV) in water by graphite furnace atomic absorption spectrometry after preconcentration with microorganism},
  author={Hisayoshi Ikatsu and Sumio Shinoda},
  year={1996}
}
凍結乾燥した細菌を用いて排水中からセレン (IV) を濃縮し, 黒鉛炉原子吸光法で測定する方法を開発した.排水処理に利用されている微生物製剤から分離したBacillus sp.を用いた場合にセレン (IV) の濃縮率が最も高かった.セレン含有排水50mlに6%硝酸5mlを添加した後, 凍結乾燥した細菌10mgを加え, 2時間攪拌して菌体にセレン (IV) を濃縮させた.菌体を遠心分離した後, 菌体分解用の硝酸 (30%) 0.7mlと原子吸光測定におけるマトリックスモディファイアとしての硝酸パラジウム (1000mg/l) 0.3mlを添加して菌体を分散した.この分散液20μ1を直接黒鉛炉原子吸光装置に導入しセレン (IV) を測定した.各種金属イオンの影響を検討した結果, 各イオンともセレン10μg/lに対して100μg/l程度までは影響しなかったが, クロム酸イオン, 金イオン等は1000μg/lでは負の影響を与えた.検量線は0から30μg/lの範囲で直線となった.セレン (IV) の定量下限は0.5μg/lであり, 相対標準偏差率は2.2%であった.本方法で排水中セレン (IV… CONTINUE READING