Clinicopathological and cytological study of Entamoeba gingivalis.

@inproceedings{Okada2002ClinicopathologicalAC,
  title={Clinicopathological and cytological study of Entamoeba gingivalis.},
  author={Hiroyuki Okada and Takashi Matsumoto and Miyuki Morikawa and Takayuki Nakahira and Mitsuhiro Ohmura and Hirotsugu Yamamoto},
  year={2002}
}
目的および方法:歯肉アメーバはミトコンドリアを持たない真核生物の代表であるアメーバ類に属し, 絶対嫌気的環境で寄生する. 歯肉アメーバ症28例を, 臨床病理学的および微細構造を含め細胞学的に検討した.結果:アメーバ虫体は小型染色中心を伴う核と, ライトグリーン淡染性, PAS陽性の細顆粒状の胞体を有しており, Giemsa染色では濃青色の細胞境界の明瞭な外質が認められた. また, 虫体は食胞を有し, 白血球を貧食する栄養型として存在していた. 虫体は放線菌に随伴して認められることが多かった.画像解析において, 虫体の最大径は9.3~37.5μm (平均18.2±5.0μm), 面積が51.0~360.1μm2 (平均175.6±68.3μm2) であった.微細構造学的に, 虫体における胞体の外質と内質が明瞭に区別され, 外質が細胞小器官に乏しく突起を有していた. 内質にはグリコーゲン顆粒と種々の大きさの食胞が多数みられ, 食胞内には変性した細胞などが観察された.結論:歯肉アメーバ症28例を臨床統計的にみると, 60歳代と50… CONTINUE READING