三元錯体の生成反応を利用した電導度滴定法による水銀(II)-銀(I)-カドミウム(II)の同時定量

@inproceedings{1979IIIII,
  title={三元錯体の生成反応を利用した電導度滴定法による水銀(II)-銀(I)-カドミウム(II)の同時定量},
  author={林田 一良 and 吉田 仁志 and 多賀 光彦 and 蟇目 清一郎},
  year={1979}
}
  • 一良 林田, 仁志 吉田, +1 author 蟇目 清一郎
  • Published 1979
  • Chemistry
  • 水銀(II),銀(I)及びカドミウム(II)が1,10-フェナントロリン(phen)とヨウ化物イオンと反応して生成する難溶性三元錯体,Hg(phen)2I2,Ag(phen)I,Cd(phen)2I2の生成反応を利用した水銀(II)-銀(I)-カドミウム(II)3成分の同時定量を電導度滴定法により検討した.水銀(II),銀(I)及びカドミウム(II)を含む試料溶液に酢酸塩緩衝溶液(pH4.3)を加え,必要量のphenを添加する.あらかじめ別に硝酸イオン量を求めておきその濃度を(4.0×10-3~6.0×10-3)Mに調節後,ヨウ化カリウム標準溶液で滴定し電導度変化を記録する.このとき3個の明りょうな屈折点を持つ滴定曲線が得られる.なお,硝酸イオンが共存しなければ水銀(II)と銀(I)の分別は不可能となる.本法によれば,この滴定曲線の第1屈折点から(14~29)mgの水銀(II)が,第2屈折点から(8~16)mgの銀(I)が,第3屈折点からは(9~17)mgのカドミウム(II)が0.8%以下の相対標準偏差で簡便に逐次的に定量することが可能であった. 

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