[A study on age-related changes in postural sway].

@article{Sumi1988ASO,
  title={[A study on age-related changes in postural sway].},
  author={Kiyoaki Sumi and Takeshi Watanabe and Fumito Kobayashi and Nobuhiro Takeshima and Mitsuaki Suzuki and Tsuyoshi Muramatsu and Koshiro Maeda and Tomoyuki Kato},
  journal={Nihon Ronen Igakkai zasshi. Japanese journal of geriatrics},
  year={1988},
  volume={25 3},
  pages={
          296-300
        }
}
30歳から69歳までの健康な男95名, 女85名について, 安静立位での重心動揺距離, 動揺波形のパワースペクトルを検討し, 以下の結果を得た. しかし, 60歳代については例数が少ないことから, さらに検討する必要があるものと考えられた.1) 安静立位での重心動揺距離は, 30歳代から40歳代にかけては大きな変化を示さず, 50歳代以降, ことに60歳代で増大する特徴を示した.2) 閉眼/開眼比は, 男の60歳代, 女の50歳代以上で低下する傾向がみられ, 高年齢群では, 姿勢制御への視覚系の寄与が小さくなることがうかがわれた.3) 重心動揺波形のパワースペクトルにおける開眼と閉眼との差は, 0.109Hz以下でもっとも大きく, 視覚系の調節は, この周波数帯域に表われていると考えられた. また, 開眼時の0.109Hz以下の成分割合は, 60歳代で低下する傾向を示し, 高年齢群における, 視覚による姿勢制御機能の低下は周波数の面からも示された.